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企業理念CORPORATE PHILOSOPHY

伝統の技術と新しい技術のベストミックスで、より高いお客様満足を目指します。
常に平常心でお互いを尊重し合える人格形成と企業風土を目指します。
社業である「ものづくり」を通じて人々の暮らしを豊かにし、共に明るい未来を目指します。
社長挨拶

 株式会社ミズトは1935年に農機具等製造業としてスタートいたしました。以来、お客様とのお仕事を通して少しずつ技術を蓄積し、今では高圧受配電盤などの電力設備を設計から検査まで全て自社で行える体制を整えることができました。

 株式会社ミズトは、この蓄積された技術と設備により、多くのお客様から設計、製缶、塗装、組立配線、構造検査、電気検査を一貫してこなせる会社として、ご発注をいただいております。これは、先代社長をはじめわが社の多くの先輩たちが、お客様から頂いたお仕事に懸命に応え、直面した課題を一つ一つ解決することによってもたらされたものと感謝いたしております。

 私どもの製品が社会の様々な現場で稼働している姿を目の当たりにする時、わが社の製品と地域社会が一体となっていることを感じます。このような達成感は我々に活気を与え、社内に好循環を生み出し、互いの幸福を実現する契機となっています。そしてこのことは「ものづくりとは良いものだ」との心からの深い喜びを感じる瞬間でもあります。

 「喜びを感じる」とは、その背後に成し遂げなければならない課題とそれを達成するための努力・苦労があったということを意味しています。しかし、一つの完成した製品を目の前にしても、製造工程にあったはずの苦労や苦心には容易に気づかないものです。

 これは、完成品という「解決済みの答え」を見ているからでしょう。しかし、実際に「ものづくり」に取り組んでみると、その過程では、当初思いもよらなかった問題や越えなければならない壁に直面することがあります。振り返れば、まさにこの瞬間こそが、「今までなかった技術を生み出す時」になっています。

 このような経験を経て、「ものづくり」において大切なことは最初から議論ばかりせず、その時とにかくやってみるという判断が大切なのではないかということです。はじめは到底達成できないと思えることも、やってみるうちに次第に解決すべき課題がみつかり、その解決のために方向を定めて一つずつ取り組むことで、最後には「お客様の仕様に応えるレベル」に到達することが出来ます。

 しかしながら現実問題として、直面する課題を解決するには大変な労力と全社的な推進力を必要とします。この推進力を得るため、私は常日頃次のようなことを心掛けています。

  • 個人の発想や意見を気軽に言える企業風土を構築する。
  • 物事を実現できる技術力やチームワークを磨く。
  • 進行中のプロセスにおける事象を各自がしっかり理解して次へ進む。

 経営理念を念頭に置きながら、蓄積された技術と最新のテクノロジーをベストミックスすることで、「ミズトで良かった」と言っていただける会社をめざして参ります。

代表取締役社長水登 栄治